猪狩:「全員リハの開始時刻の45分前に入って、リハのためのリハをやる」とも言われました。ストレッチやボイトレだと思うけど、自分自身の限界突破チャレンジになりそう。

作間:リハーサルを真面目にやったら最強の人間になれそうな気がします。

――この舞台シリーズでさまざまな失敗を経験、力に変えてきた。

猪狩:グループを結成してオリジナル曲のお披露目の公演で、俺、トチったんです。マスコミの取材も入っている超大切な場面。「終わった……」と思ったら、瑞稀くんとはしもっちゃんが咄嗟に予定より早く出てフォローしてくれていました。

井上:そりゃ、するよ(笑)。

猪狩:それを見て膝から崩れ落ちた。後で泣きながら2人に土下座しました。だから2人には頭が上がらないし、これがグループの力かと感動もしました。

高橋:僕は「JOHNNYS’ ALL STARS IsLAND」(16年12月~17年1月公演)が思い出深い。公演半ばで慣れが出てしまって、周りとふざけているのを、A.B.C-Zの塚田(僚一)くんに「プロとしてダメだよね!」とバチバチに叱られました。塚田くんはいつもは優しい先輩なんですけど、僕のために叱ってくれたんだろうなと思うと、その時はめっちゃ怖かったけど、感謝しかないです。

井上:そういうことも勉強になるよね。今はこっちが引っ張らないといけない立場になってきているから。

■切磋琢磨し助け合う

作間:ただ、今回は基礎から習うことも多いから、僕らも余裕がないと思う。

橋本:挫折しそうな子がいたら、「一緒に頑張ろう」と声をかけてあげられたらと思います。自然とそういう子を探してしまうタイプなので。

作間:うん。お互い切磋琢磨して、助け合いながらですね。

猪狩:以前よりどれだけ成長できているのかはわからないけど、大きな舞台の中心メンバーを任せていただけたことが結果だと思う。いろいろな意味で、僕らが「ネクストステージ」を切り拓いていきたいですね。

――同じステージに立つ美 少年への思いを尋ねた。

高橋:全員「胸キュン」をやりきれるところがすごい。(岩崎)大昇の歌のうまさも半端ないですが、僕らは僕らの持ち味を伸ばしていきたいと思います。

猪狩:バラエティー力とライブには自信があります。一瞬たりとも飽きさせない、テーマパークのアトラクションのようにドキドキワクワクするパフォーマンスをお届けしますので、ぜひ体験しにきてください!

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