7月に入りました。梅雨が明ければ、気分は一気に夏モードですね!気になる梅雨明けは、こちらを確認してくださいね!
さて、すでに夏休みの計画を立てている方も多いと思いますが、長い休みがとれたら、ぜひ挑戦したいのがキャンプです。実は最近、ソロキャンプ(独りで楽しむキャンプ)や、自然の中で静かに焚き火の炎を楽しむ人が増えているようです。そのため、初心者でも気軽に楽しめる設備の整ったキャンプ場も増えてきていますが、今回は、本格的にキャンプを始めたい方はもちろん、手軽にキャンプ体験をしてみたいという方まで、これを読んでキャンプの参考にしてくださいね。
初心者におすすめ!グランピング&デイキャンプ
グランピングでぜいたくな時間を味わおう!
「グランピング」は最近話題になっているので、ご存じの方も多いかもしれません。「知らない」「名前は聞いたことがあるけれど、詳しく知りたい」という方のために、グランピングについてご説明すると……、
グランピングとは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、キャンプならではの自然環境のなかで高級ホテル並みのサービスを受けられる新しいキャンプスタイルのこと。
グランピングが誕生したのは、2005年のイギリス。欧米を中心に流行した宿泊スタイルで、日本では2015年に大手リゾートホテルチェーンがグランピングの名を使った施設を開業したことから、広く認知されるようになりました。今ではパソコンで「グランピング」を検索すると多くの施設がヒットします。場所や目的に合わせて選んでくださいね。
初心者・ファミリーにおすすめ!高規格キャンプ場
グランピングまでいかなくとも、洗い場や水洗トイレ、風呂場などの施設が整っている高規格のキャプ場もあります。初心者はそういった高規格のキャンプ場を利用するのがおすすめです。キャンプ場を予約する前にHPなどで必要な設備があるかどうかをしっかり確認しましょう。
◎あると安心な設備
・屋根付きの炊事場
・ゴミ置き場
・売店
・風呂・シャワー室
・ランドリー
・電源サイト
・Wi-Fi
まずは、デイキャンプから始めよう!
テントデビューはハードルが高いと思っている方には、デイキャンプがおすすめ。デイキャンプは、日帰りキャンプのことで、宿泊はしないスタイルのこと。タープやテントの設営をして、本格的なキャンプの予行演習をしてみたい人にはおすすめです。
さぁ、キャンプにでかけよう!
本格的にキャンプを始めたい方に、キャンプ場と道具選びのポイントお教えします。
【区画サイトがあるキャンプ場がおすすめ】
まずキャンプ場には、場所が決まっている区画サイトと広場のどこを使ってもいいフリーサイトがあります。フリーサイトは好きなように道具を広げられますが、混雑期の場所取りはなかなか大変。初心者は区画サイトがあるキャンプ場がおすすめです。
【持っていきたい道具10選】
次に、持って行きたい道具を10個あげてみました。いきなりすべてを揃えるのは大変ですから、レンタルなどをうまく活用しながら、少しずつ好みのグッズを買い揃えていきましょう。
【1】テント
人数に適したサイズを選びましょう。さまざまなタイプのテントがありますので、素材、設営しやすさ、居住性など、重視するポイントを決めて選ぶとよいでしょう。
【2】タープ
キャンプ中のリビングとなるのがタープです。大きくわけるとスクリーンタイプとオープンタイプの2タイプあります。それぞれ特長が異なるので、複数持ちして用途や気候によって使い分けてもいいでしょう。また、テントとタープの設営時にペグとハンマーは必需品です。
【3】テーブル&チェア
たかがチェア、されどチェア。座り心地を確かめてから購入するのがおすすめです。テーブルも高さが変動できるタイプにすれば、地面にシートを敷くグラウンドスタイルにも対応できます。
【4】ツーバーナー
ホワイトガソリン、LPガス、カセットガスなど、燃料が異なります。扱いやすいものを選びましょう。ツーバーナーを乗せるスタンドがあると便利です。
【5】調理道具・食器類
はじめは家にあるもので十分。最近はダッチオーブンでの調理がブームとなっているようです。
【6】クーラーボックス
家族4人で30~40Lが目安。飲み物用と食材用に分けて、2個使いが理想的です。
【7】ジャグ(ウォータータンク)
野菜を洗ったり、煮炊きをするとき、その都度、水場へ行くのは面倒なので、水をいれるジャグを持っていくと重宝します。
【8】ランタン&ライト
キャンプ場は夜になると想像以上に暗くなります。照明道具にはホワイトガソリン、LPガス、カセットガスを使用する燃料系のランタンのほかに、バッテリーを使用するライトもあります。また、ランタンをかけるランタンポールがあると便利です。そのほか、ヘッドライトや懐中電灯があると夜間の移動の際に役立ちます。
【9】寝具
キャンプ場の夜は夏であっても予想以上に冷えこむので寝袋を用意することは必須です。夏だけ使うなら10~15度対応の仕様でOK。また、地面は案外凸凹しているので、マットがあるとより快適な睡眠を得られます。
【10】焚き火台
今、焚き火が静かなブームになっています。ただし、直火が禁止されているキャンプ場が多いので、焚き火を楽しみたい人は、安全策として焚き火台を用意しておくと安心です。焚き火スタンドや焚き火を囲むテーブルがあれば、食事をしながら焚き火を楽しめますよ。
── 初心者は自宅近くのキャンプ場を選ぶことも大事なポイントです。
はりきって遠出をすると、移動に時間がかかって、設営で初日が終わってしまった……なんてことも。それでは疲労だけがたまって苦い思い出になってしまいますので、まずは無理をせず近場からはじめてみてくださいね!