●コンプレックスをポジティブに!
魔法の言葉、「いい意味で」を使ってみましょう。
・臆病だ→「いい意味で」→「慎重」「ミスをしない」「堅実」
・ビジョンを描けない→「いい意味で」→「柔軟」「仕事を断らない」「素直に受け止めて行動を変えられる」
欠点をいい意味に置き換えた言葉が書けたら、さらに「だから」と続けます。「だから」という言葉には、言葉をまとめる力があります。気づいていなかった自分の魅力をまとめ、仕事に結びつけましょう。
・臆病だ→「いい意味で」→「慎重」「ミスをしない」「堅実」→「だから、ミスなく堅実な仕事ができる」
・ビジョンを描けない→「いい意味で」→「柔軟」「仕事を断らない」「素直に受け止めて行動を変えられる」→「だから、何事にも縛られず柔軟に仕事ができる」
このように自分では気づかなかった魅力に気づかせてくれる魔法の変換装置です。
勇気を出して、自分の欠点、嫌いなところを書き出してみましょう。そしてどんどん変換していくのです。それがコンプレックスを乗り越えるチャンスになるかもしれません。そうすれば、今のまま、そのままの自分でOKなのだと勇気が出てくるでしょう。
■参考記事
「5万人のリストラ」から見えた万年平社員の共通点とは?
●世の中から、すべてのムダな努力をなくしたい
はじめまして。松本利明と申します。この度『「ラクして速い」が一番すごい』 を出版しました。
世の中からすべてのムダな努力をなくしたい。その想いでこの本を書きました。誰もがラクして速く、自分らしく花開けるようになるエッセンスを込めたつもりです。
私は小学生の頃から、自分に合わない勉強法を父にごり押しされ、中学、高校、大学、すべての受験に失敗しました。大学のESS(英会話部)でスピーチコンテストに出たときも、体育会の先輩から自分に合わない方法を押しつけられ、結果はブービー(最下位から2番目)でした。