早速の動きがあった。オールスター明けのロッテ2連戦(エスコンF)が1勝1敗に終わると、「手の甲に(ロジンバッグを)つける意味はなんだろ」(7月28日/インスタグラム)と発言。ここから先は下位球団への取りこぼしはできない中、ロッテの中心投手である田中晴也へ放った“ジャブ”にも感じた。

「田中だけでなく、自軍の伊藤大海もロジンを過剰気味に使うことで知られている。両投手が投げ合った試合後に発言するのが計算高いと感じた」(スポーツ新聞野球担当デスク)

 混戦が続く中、今後も“陽動作戦”的な発言をすることが予想される。グラウンド内外において、新庄監督から更に目が離せなくなりそうだ。

(文・スポーツライター 田中雄也)

こちらの記事もおすすめ 日本ハム・新庄監督の“不快感”は本物 上沢問題でSB戦は遺恨試合に? “バチバチ”の戦いに期待感も
[AERA最新号はこちら]