これに対し、3年生は2人だけ、6人の1年生が先発出場した大会初出場の済美平成も、主将・宇都宮悠馬の三塁打と二塁打などで8、9回に3点を返して意地を見せたが、北宇和は9対3の7回に1点を挙げ、10対3で今度は正真正銘のコールドゲームが成立した。
ちなみに同日の第1試合では、小松対松山北でも、球審がボールカウントを勘違いして、四球になったことに気づかず、5つ目のボールで“五球”ならぬ四球を宣告するミスも起きていた。
2試合続けて審判のうっかりミスが相次ぐ結果に、開会式で「高校生らしい緊張感のあるゲームを」と挨拶した県高野連の中矢信行審判長も「反省しなくてはいけない」と沈痛な表情だった。
(文:久保田龍雄)
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