
大御所女優の泉ピン子(77)が3月にエッセーを出版したのを機に、メディアへの露出を増やしている。5月以降は情報番組やバラエティーにも相次いで出演。プロモーションの域を超えた“ピン子節”を炸裂させている。
「5月27日に放送された情報番組『サン!シャイン』では、流れを無視して小泉進次郎氏の“首相待望論”を展開したり、不倫スキャンダルの最中にある田中圭と永野芽耶のニュースに関しては、突然、過去の自身の夫の隠し子報道のときのエピソードを告白。さらには永野や田中を擁護するような発言をするなど、自由過ぎるトークを展開しました。SNSでは『泉ピン子がうるさすぎて谷原章介がかわいそう』と書き込まれるなど、たいそうなにぎわいぶりでした」(女性週刊誌の芸能担当記者)
また、夕方のニュース番組でもピントのずれた発言が……。
「5月6日放送の『Live News イット!』に出演した際は、自身の年金について『1カ月4万円で生活できるわけない』と受給額の少なさを嘆き、『ふざけんなっ!』とかみついていました。全盛期で稼ぎまくっていたときには、多額の税金を払っていたのに、戻りが少ないと憤っていました。でも、ピン子さんといえば“シャネラー”が代名詞になるほど、高級ブランド好きで知られています。全盛期は事務所から前借してまで高級ブランドを爆買いし、3億円以上の借金も数年で返済するなど、かなり稼いでいたといいますから、無計画な散財のつけを払っているだけとも言えるでしょう。SNSでも視聴者から『おまえが言うな』という冷ややかな声が上がっていました」(同)
さらに5月22日には、ゴールデンタイムに2時間も枠を割いて“ピン子尽くし”のスペシャル番組「週刊さんまとマツコ特大号」(5月22日放送、TBS系)が放送された。特番ゲストという厚遇にピン子もご機嫌だったようで、自らの手柄でドラマやバラエティー番組を盛り上げてきたと自信満々に語る一幕も。ピン子の代表作でもある朝ドラ「おしん」の聖地巡りをしたこともあるというマツコ・デラックスも、番組中ずっとピン子を持ち上げる発言を連発。一方の明石家さんまも珍しく気を遣っている様子で、改めてピン子の大御所ぶりが垣間見えた。