
岡山県真庭市・蒜山自然再生協議会・株式会社ICHIZEN HOLDINGSは、売上資金を環境保全活動に用いる「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」の販売を開始しました。
- 株式会社ICHIZEN HOLDINGS
絶滅危惧種を救う!フサヒゲルリカミキリ3D NFT販売開始!
本日6月4日(虫の日)12時より「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」をデジさと上で販売開始しました。
こちらのNFTは、絶滅危惧種IA類(第4次レッドリスト)の"フサヒゲルリカミキリ"の個体数増加を目的としたプロジェクトです。
かつては北海道と本州の各地に分布していましたが、2025年現在確実に生息が確認されているのは真庭市蒜山地域だけとなっており、絶滅の危機に瀕しています。
「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」を購入いただくと、その売上資金はフサヒゲルリカミキリの個体数増加の目指し、生育状況の改善に関する環境保全活動に利用されます。
【実施予定の環境保全活動】
・ユウスゲの種子の採取・栽培・植栽
・生息基盤である草原環境を保全するための草刈り
・ニホンジカからユウスゲをはじめとした植物の食害を防ぐための電気柵の設置
「絶滅を見過ごした時代」と言われないために。
NFTとしてブロックチェーン上の記録に残る一歩を、皆様と歩むことができればと思っています。
【フサヒゲルリカミキリ3D NFTの詳細】
・価格:3,000円
・購入方法:クレジットカード
・NFT購入特典:フサヒゲルリカミキリ3Dデジタル標本
・チェーン:Base
・*SBT:転売(他者への送付)ができない仕様
NFTを購入する
NFTの購入特典:絶滅危惧種フサヒゲルリカミキリの3Dデジタル標本
「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」は、実際のフサヒゲルリカミキリを元に3Dモデルを作成しております。Gaussian Splattingという複数の画像からモデルを作る技術を採用しており、体長1.5cmほどと非常に小さいフサヒゲルリカミキリを様々な角度から撮影し、3Dモデルを構築しております。
このNFTを購入していただいた方は、フサヒゲルリカミキリの3Dモデルを4種類ダウンロードすることができます。自分で好きに3Dデータを見ることはもちろん、仮想空間上などに置いたりと、絶滅危惧種の3Dデータを用いた新しい楽しみ方ができます。
フサヒゲルリカミキリは、環境変化による個体数減少だけでなく、未だに密猟も懸念されています。
3Dモデルで手元に擬似的にフサヒゲルリカミキリがある状態にすることで、少しでも密猟数の減少に寄与できればと思っています。
なお、デジタル標本の作成にあたっては、フサヒゲルリカミキリが種の保存法に基づいて指定される国内希少野生動植物種でもあることから、事前に環境省中国四国地方環境事務所に相談し、既存の標本をモデルにして作成しました。
制作の裏側
「ネイチャーダオ真庭3100」とは
「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」プロジェクトは、ネイチャーダオ真庭3100という取り組みから生まれました。
「ネイチャーダオ真庭3100」は、NFTや3Dなど新しいデジタル技術を用いて、岡山県真庭市の豊かな自然と文化を守り、次世代へ繋いでいくことを目的とした取り組みです。
真庭市の地域資源をテーマにNFTプロジェクトを立ち上げ、その地域資源を次の世代へ継承できるよう取り組んでいきます。
ネイチャーダオ真庭3100は、環境省協力の下、岡山県真庭市・蒜山自然再生協議会・株式会社ICHIZEN HOLDINGSによって構成され、運営されています。
ご質問がありましたら、公式LINEコミュニティにてご質問いただくか、こちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。
7月2日(水)13時~14時:フサヒゲルリカミキリ3D NFTプロジェクトの構想・実行の裏側を話すウェビナー開催
7月2日(水)13時~14時より、日本で初めて絶滅危惧種を3Dデジタル標本化&NFT化を行った「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」と「ネイチャーダオ真庭3100」の取り組みを実現するまでの道のり・裏側をお話しします。
【ウェビナー内容】
・本取り組み「ネイチャーダオ真庭3100」「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」について
・構想段階の思考と実行
・実現に至るまでの壁・課題
・取り組みを経ての学び・今後の展望
・「地方創生 x NFT/WEB3」実現に向けて
石破政権が掲げる「地方創生2.0」内においても注目を集めている「NFT・WEB3」。
このウェビナーではその領域における最新事例の裏側を余すことなくお話しします。
ぜひご参加ください。
ウェビナーに申し込む
【株式会社ICHIZEN HOLDINGSについて】 株式会社ICHIZEN HOLDINGSは「善い人が得をする世界」をミッションに「価値を可視化し、流動性を生み出す」をビジョンに掲げる、ブロックチェーン/Web3の事業創出支援を行うWEB3コンサルティング企業です。
WEB3.0を活用した新規事業の企画立案から、WEB3.0の開発、貢献/貢県を可視化するNFTマップ「デジさと」や「WEB3地方創生ねっと」「AI地方創生ねっと」を用いた地方創生事業、メタバース空間の開発、暗号資産の運用等を行っています。
https://ichizenholdings.co.jp/
【岡山県真庭市について】真庭市は岡山県の北部、鳥取県境に接する人口4万人程度のまちです。
「安心安全」そして「持続可能性」をキーワードに、全国に先駆けて木質バイオマス発電や生ごみの液肥化を核とした資源循環型の生活基盤の整備を進めています。 また、多様性を受け入れ、住む人が、いつまでも住み続けたいと思える「多彩な真庭の豊かな生活~真庭ライフスタイル~」の実現に取り組んでいます。
https://www.city.maniwa.lg.jp/
【蒜山自然再生協議会について】岡山県有数の観光地、蒜山高原。蒜山三座をはじめとする雄大な山々、多様な動植物を育む草原や湿原、樹林など、豊かな自然環境が広がっています。
そんな蒜山の自然は、人々が暮らしの中で共生することで作り出され、地域の文化や生業と結びつくことで、地域の美しい景観が保たれてきました。しかし、産業や生活様式の変化、人口の減少などによって、そのような蒜山地域の自然や文化の維持・継承が危機的状況にあります。
蒜山自然再生協議会では、先人の自然資源利用の知恵と技術を学び・継承しつつ、現代の価値観やライフスタイルに合う形を模索しながら、自然の恵みを感じられる場や、自然資源を利用した生業を作り出すことで、蒜山地域の自然環境の維持・再生を目指した取り組みを進めています。
https://i-maniwa.com/area/nature_res_2022/company/company_detail.html