じいじのお墓に寄りたかった?

 で、つい最近は、妹のうーたん(私のインスタにもたびたび登場する3番目の妹)から「電車のドアにお気に入りのエルモのぬいぐるみが挟まれて、しかもしばらく開かない側のドア!! 最悪!!」と家族LINEにメッセージがあったんです。そのうち「思いっきりリュック引っ張ったらジッパーが開いてエルモだけ残ったから見捨てて降りた。最悪! 今頃赤坂見附の駅でドアが開いて落ちてエルモが泣いてるはず」ってまたLINE。

 と、今度は母から「赤坂見附? そりゃあ、じいじのところに寄りたかったんじゃ」とLINE。あーそうか! なんと赤坂見附にあるお寺の中に父のお墓がありまして(笑)。そして、エルモの捜索願を出したうーたんのところに赤坂見附の駅から連絡があり、「ありました」と。

 その後、母が、たまたまこの日だけ妹が母に預けていた免許証を持って(父、そこまで見越してたかー?笑)うーたんの代わりにエルモを迎えに行き、無事ゲット。姉妹全員「あたしもお墓参り行こーっと!」という会話がなされたのでありました。

 さて6月9日は父の誕生日。そしてもうすぐ父の日。みなさん、この世にいるお父さんもあの世にいるお父さんのことも思い出してあげてくださいね。

 ちょっと笑える、不思議な不思議なお話でした。

こちらの記事もおすすめ 外国人店員に偉そうな態度を取る客への対処法は「ゾンビ!」 日々“心の平穏”を保つためにやっていること 武内陶子
[AERA最新号はこちら]