菊川怜
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 5月8日に女優の菊川怜(47)が自身のインスタグラムを更新し、今夏の参議院選挙に出馬するとの一部報道を否定した。菊川は「一部報道にて7月の参院選に出馬するというような記事が出ておりますが」と前置きし、「そのような事実は一切ございません」と否定した。

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 ことの発端は経済誌「FACTA」(4月号)の記事だった。自民党が目玉候補として菊川の擁立を準備していると同誌が報じると、ウェブメディアやスポーツ紙はこぞって後追い。菊川が出馬するという報道が広まると、SNS上では「知名度と学歴はあるが、政治理念があるのか」「知名度でしか票が取れない者を国民は望んでいない」など、批判的な声が上がった。

 菊川といえば、東京大学工学部建築学科卒の高学歴タレントとして知られ、女優としても活躍するかたわら、2012~17年には情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)のサブ司会も担当した。私生活では17年に実業家と結婚し、3人の子どもを出産したが、昨年11月に離婚を発表。現在は3児の子育てに奮闘するシングルマザーでもある。昨年は芸能生活25周年だったが、2年前のインスタグラムで「子育てが少しだけ落ち着いてきたので、25周年に向けてこれまで以上にお仕事も頑張っていきます」と意気込みをつづっており、ここ数年は仕事へのモチベーションが高まっているようだ。

「参院選出馬を否定した菊川ですが、もともと政治家にはあまり向いていない印象です。23年に情報番組『ぽかぽか』に出演した際は、『東大卒という肩書で周囲からの期待値が上がりすぎて困ってる?』と聞かれ、マルの札で返答。社会問題全般が苦手だと言い、理系だったので勉強していなかったと話していました。また、東大卒ということで的確なコメントができると思われて苦労したり、クイズ番組で正答できることを期待されても全然できないと明かしていました。本人がそう言っているくらいなので、政治家としての資質に疑問を持たれてしまうのは仕方ないかと思います」(週刊誌の芸能担当記者)

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