
前出の小林明美さんは、家族会の共同代表も務めている。明美さんは言う。
「正社員でも非正規社員でも、一人ひとりの職員が声を上げられ、働きやすい職場環境にすることが重要です。相談できないから、苦しい状況でも無理をして働き続ける人がいると思います。郵便局は職員一人ひとりを大切にし、現場の声に耳を傾けるべきです」
郵便局で続く突然死や、過労死。日本郵便に求められるのは、職場のあり方そのものを見直す真の改革だ。
(編集部・野村昌二)
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