未成年への性的虐待疑惑のあるアンドルー王子の姿も
4月20 日はイースターだった。イースターは日本で復活祭と呼ばれる通り、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが復活したことを記念するキリスト教においては重要な祭りだ。
イースターの日、イギリス王室では、毎年ウィンザー城でイースター礼拝をおこなう。今年も、チャールズ国王(76)、カミラ王妃(77)、アン王女夫妻などがそろって礼拝堂に足を運んだ。
驚かれたのが、未成年への性的虐待疑惑で軍務などをはく奪されたアンドルー王子(65)が姿を見せたことだった。当初は、礼拝堂の影に身をひそめていたが、メンバーがそろうと姿を現した。昨年末は性的スキャンダルに加えて、スパイ疑惑の中国人実業家との関係まで発覚。それだけに今回の参加に「厚かましい」との声が上がった。ボディランゲージ専門家は「アンドルー王子は足を大きく広げて立ち、自信にあふれているように見せかけていた」とその様子を伝えている。

ウィリアム皇太子一家は昨年に続いて欠席
一方、ウィリアム皇太子(42)一家は昨年に続いて欠席となった。キャサリン妃(43)は昨年がんの罹患を公表し、治療を続けていたが、今年1月に寛解を発表。その後は、チャールズ国王の公式誕生日やアイルランドの記念日などに参加しており、今年のイースター礼拝への出席が期待されていた。しかし、皇太子、キャサリン妃(43)、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(7)はそろって、ノーフォークの私邸アンマーホールでキャサリン妃の実家ミドルトン家の両親らと過ごしたという。
ウィリアム皇太子は事前にチャールズ国王に当日の欠席を知らせている。子どもたちの学校のイースター休暇が近く終わるので、できるだけ一緒に過ごしたいことが理由とされている。