赤坂御苑の小高い丘、三笠山に並ばれた天皇、皇后両陛下と皇族方=2025年4月22日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑、JMPA
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 天皇、皇后両陛下が主催し、春と秋に催される「園遊会」。皇后雅子さまだけでなく、女性皇族方、そして招待客も含めて、華やかな装いに注目が集まります。意匠を凝らした着物だけでなく、手元の小物、こだわりの帽子などの奥深い世界を、厳選した記事で紹介します。

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春の園遊会=2025年4月22日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑、JMPA

瑶子さま「金髪ピンクメッシュ」と友禅の美しい調和 彬子さまの「みごとな帯留め」 華子さま「格調高い松菱の帯」にうっとり
https://dot.asahi.com/articles/-/239076

 昨年10月に催された「秋の園遊会」。女性皇族が臨んだ和装が、緑豊かな赤坂御苑に美しく映えた。主催者のひとりである皇后雅子さまは、帯留めやアクセサリーを控えた装いだったが、やや自由な立場の宮家の女性皇族は「らしさ」が光る柄行や小物づかいで、奥深い和装の世界を見せてくれた。
 

春の園遊会=2025年4月22日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑、JMPA

さすがの久子さま!「お話の途中に失礼!承子さん」と絶妙な機転 招待者が感激した宮妃と女王の最高の「おもてなし」
https://dot.asahi.com/articles/-/239103

 こちらも昨年の秋の園遊会。持ち前の社交性とホスピタリティを発揮したのが、高円宮妃久子さまと長女の承子さまだ。宮妃と女王の絶妙な機転とフォローに感激した参加者も少なくなかったようだ。
 

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