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 現在放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」にて、朝ドラ初出演を果たした女優で歌手のソニン(42)。本作は「アンパンマン」の作者として知られるやなせたかし氏と妻の暢(のぶ)さん夫妻をモデルにした物語だが、ソニンは4月14日放送の第11話より、ヒロインが通う高等女学校の教師役として登場した。その和服姿のりりしいたたずまいに、SNS上では「女学校の先生ピッタリ」「担任の先生、ソニンさんだったんだ!」など称賛の声が上がった。

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【写真】肉を一切食べないというソニンの抜群のスタイル

 ソニンといえば、2000年にダンスボーカルグループ「EE JUMP」のメインボーカルとしてデビューし、その名がお茶の間に浸透した。グループ解散後、ソロデビューし02年にリリースされた「カレーライスの女」のCDジャケットにおいて裸エプロン姿を披露し、話題になったこともある。その後、04年に上演された「8 人の女たち」で初舞台を踏むと、以降は舞台を中心に活躍し、16年には「菊田一夫演劇賞」を受賞した。

 舞台女優として女優のキャリアを積んでいたソニンだが、近年は「あんぱん」だけでなく、昨年も3本のドラマに出演するなど、ドラマで存在感を放ち始めている。

「一時期はドラマでほぼ見かけなかったソニンさんですが、22年放送のドラマ『となりのチカラ』が10年ぶりの地上波連ドラレギュラー出演となりました。同作品では主人公と同じマンションに住むベトナム人女性役を演じたのですが、違和感もなくいい演技でした。また、23年放送のドラマ『大病院占拠』では、現場を指揮する警察幹部役という物語のキーパーソンを演じ、反響を呼びました。昨年放送のドラマ『放課後カルテ』でも、難病を抱える息子を持つ母親役を重厚感たっぷりに熱演していました。そんな幅広い役を演じられるところも、ドラマで需要が増えた一因でしょう」(テレビ情報誌の編集者)

 もっとも、元来から仕事に対しては相当ストイックな一面を持っている。

「MANSION+」(24年4月23日配信)では喉のケアについて、寝室だけで加湿器を2台回し、寝るときは必ず湿ったフィルターがセットされているマスクをつけ、ネックウォーマーを首に巻いていると告白。本当にケアしたいときは、口呼吸をしないことで喉へのダメージを減らすマウステープも使うという。

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