――宮本賢二先生のプログラムは、『オーボエ協奏曲』(2020-21シーズン・EX、2021-22シーズン・ショート)『G線上のアリア』(2022-23シーズン・フリー)『Timelapse/鏡の中の鏡』(2023-24シーズン・フリー)など、傑作ぞろいです
「Ice Brave」でも、賢二先生にはメインの振付師として依頼させていただいています。現役の時も、競技としてのやりやすさに加えて音楽の表現を振付で取り入れるプログラム作りがすごく上手いなと思っていました。そして今回のアイスショーを作る上で、自分も振付について考えなければいけなくなった時に、賢二先生のすごさを改めて実感して。一人のプログラムに限らず複数人でのプログラムでも、スケートとしての見せ方や音楽・時間・人の使い方が、構想から上手だなと。賢二先生は、競技でも各スケーターの一番の良さを引き出してくれるイメージでしたし、ショーでも一番いいものを見せられるプログラムを作ってくれますね。
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「Ice Brave」で披露される新プログラムは2つで、1つはダンサーによる振付、もう1つは宮本賢二さんによる振付だという。新しく生まれ変わる競技プログラムに加え、新プログラムでみせる宇野の新たな表現に、期待が高まる。
宇野が初めてプロデュースするアイスショー「Ice Brave」は6月14日(土)~15日(日)に愛知、6月21日(土)~22日(日)に福岡、7月12日(土)~13日(日)に新潟で開催。詳細は「Ice Brave」公式サイト(URL:https://icebrave.shomauno.com)。
(文・沢田聡子)