世界を見渡せば、現在、無所属の名将はいるが、首を縦に振らせるためのハードルは高いだろう。現実的にはJリーグで監督経験のある候補者の中からのリストアップになりそうだ。
また外国人監督候補に混じり、2024年の現役引退後にコーチとして入閣した長谷部誠氏を待望する声も聞かれるが……。
「(長谷部氏は)指導者として歩み始めたばかりで時期尚早なのではないでしょうか。将来的な監督就任は間違いないと思われるので、日本代表が結果を出しつつフィロソフィーを作り上げて良い形でバトンを渡せれば最高」(サッカー関連メディア編集者)
今後は古巣・フランクフルト(ドイツ)でコーチ修行をしながら、IW(インターナショナルウィンドウ)期間に日本代表スタッフの仕事に関わる。来たるべき日に向け現役時代同様、実直に指導者の勉強を積み重ねていくはずだ。
北中米W杯アジア地区予選の最中にも関わらず、次の監督に関しては多くの人が気にしている。どのような人選になろうとも、世界一という夢の実現に向けて少しでも前進できる監督になって欲しいものだ。