
11日放送の「家政夫のミタゾノ」(テレ朝系・午後9時)は、今年1月から放送していた第7シーズンの最終回。女装した大柄な家政夫・三田園 薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ「家政夫のミタゾノ」。最終回のゲストとして出演する女優の松下奈緒について、特に読まれた記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2024年8月19日に掲載されたものの再配信です。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
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現在放送中のテレビ朝日系連続ドラマ「スカイキャッスル」で、我が子の高校受験に躍起になる母親を好演している松下奈緒(39)。持ち前の目力と長身を生かした圧巻の演技に、ネット上では「ハマり役」と賛辞が相次いでいる。
同ドラマは、韓国の大ヒットドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(JTBC)の日本リメイク版。松下、木村文乃、高橋メアリージュン、比嘉愛未が高級住宅街「スカイキャッスル」で暮らすセレブ妻を演じ、我が子を名門医大の付属高校に入れようと奮闘する様子や、「スカイキャッスル」で起きた悲劇的な事件の背景が描かれる。
主演の松下について、テレビ誌の編集者はこう語る。
「松下さんが同作で演じているのは、2人の娘を育てる母親で、誰もがうらやむ経歴と容姿を持つ“完ぺきセレブ妻”。松下さん自身も、恵まれたご家庭のいわゆる育ちのいい令嬢ですから、優雅な雰囲気を醸す主人公役にぴったりなのも頷けます。加えて、この主人公は周囲に威圧感を与える場面が目立つため、松下さんの174cmの高身長と抜群のスタイルが有効に働いている印象です」
8月1日に放送された第2話では、小雪演じる受験コーディネーターに主人公が土下座するシーンが登場。松下が長身を折り曲げ、床に額をこすりつけんばかりの土下座を披露したため、ネット上では「こんなに美しい土下座は初めて見た!」「松下さんの土下座姿は貴重すぎる」と話題になっていた。
松下といえば、長年、俳優としてドラマや映画に引っ張りだこなだけでなく、ピアニストや歌手としても活躍。このほか、「日経スペシャル ガイアの夜明け」(テレビ東京系)のナビゲーターや「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日系)のMCも務めており、非の打ちどころのないイメージが強い。前出の編集者が言う。