B’zのボーカル稲葉浩志の地元・岡山県津山市のJR津山駅前の看板=岡山県津山市
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 6日放送の「この世界は1ダフル」(フジテレビ系・よる9時)は、昭和・平成時代にシングル200万枚(ダブルミリオン)を売り上げたヒット曲を紹介。サザンオールスターズ、安室奈美恵、Mr.Children、CHAGE and ASKA、DREAMS COME TRUE、藤井フミヤ、B’zら、伝説の名曲の数々を懐かしの貴重映像とともに振り返る。平成から令和に至るまでヒット曲を飛ばし続けるB’zの過去の記事を再掲する(「AERA dot.」2025年1月31日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 昨年末の紅白歌合戦のサプライズ登場をきっかけに、改めて注目を集めるB'z。そんなB'zには、世代を越えて盛り上がり、元気を与え、くじけそうなときに前を向ける楽曲が数多くあります。AERA dot.編集部では、受験就職、大きな仕事など、さまざまな挑戦に臨むときに聴きたい「一曲」についてアンケートを実施。中間発表の段階では、十数票差に上位3曲がひしめく混戦となっていましたが、そのなかから抜け出したのは「元気が出る」「エネルギーが湧く」と大人気の「ultra soul」でした。

 今回のアンケートは1月18~27日にインターネット上で実施し、2289人から回答がありました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
(以下に、アンケートに寄せられたコメントを紹介していますが、一部で明らかな誤りは修正したり、読みやすいように改行を加えたりしています)
 

1位 ultra soul

「ultra soul」/ファン私物

 最終的に1位を獲得したのは、中間発表では3位だった「ultra soul」でした。

「ultra soul」は「世界水泳福岡2001」の大会公式テーマソングで、その後の「世界水泳」にあたって流されてきたことから、「ultra soulイコール水泳」というイメージも根強いようです。

 しかし、水泳以外のスポーツであっても「ひと押し」をしてくれた曲でした。

「サッカーの試合前、移動中のバスの中で聴いて、“やってやるぞ!”というモチベーションにさせてくれた」(30代、男性)

「自分が部活で燃えているころに流れていたから」(40代、女性)

「テニスが趣味です。ピンチな時にいつも口ずさんでその手でドアを開け、ピンチを切り抜けていきます。誰のためでもなく自分の道を切り開いていくのに背中を押してくれる一曲です」(60代、女性)

「ランニングで苦しい時に聴くと精神的にエネルギーが涌き出てまたがんばれる」(60代、男性)
 

 しかし、多くの支持を集めたのは、スポーツのみならず、とにかく「元気が出るから!」(50代、男性)「エネルギーが湧く」(60代、女性)「もぉ~アドレナリン出ちゃう感じ」(50代、男性)と、聴く人のテンションをシンプルに上げてくれる曲だということのようです。
 

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「ultra soul」との接戦となった2位は?