復帰会見に臨む玉木雄一郎氏(撮影・上田耕司)
この記事の写真をすべて見る

 不倫問題で昨年12月から3カ月の役職停止処分を受けていた国民民主党の玉木雄一郎氏が4日、党代表に復帰し、会見を開いた。記者からは、 不倫を報じられた相手の女性や妻との関係、今夏の参院選など多岐にわたって質問が出た。会場には、国民民主を“追っかける”名物カメラマンの姿もあり、会見の感想を聞いてみた。

【写真】国民民主党を追っかける名物フォトジャーナリストはこちら

「大事な交渉の時期に私が役職を外れ、意思決定にかかわることができなかったことについては、本当に申し訳なく思っております」

「離婚はしていません!」

 玉木氏は会見の冒頭で謝罪し、国会中の大事な時期にかかわれなかったことについてそう語った。 

「その間、古川(元久)代表代行、榛葉(賀津也)幹事長、浜口(誠)政務調査会長が一体となって、チームワークよく交渉に向き合ってくれたことは本当に感謝しておりますし、そのことで何か足りなかった、あるいは不足していたことはないと思います。党として一丸となってぶつかった結果だと思います」 

 記者からの質問で、「(不倫問題の)相手女性方とはどのような形で謝罪なり、連絡なりをされたんですか」と聞かれると、玉木氏は、

「お相手との関係ですけれども、一切、直接連絡を取っていません。弁護士を通じて対応しておりますが、これは相手方のプライバシーに関わることですので、詳細は差し控えたいと思います」

 と話した。さらに、「相手女性の健康状態」と「玉木氏の妻の対応」について質問すると、

「(お相手の)健康状態は必ずしも正確に把握しておりませんけれども、早く日常の生活や活動に戻れるよう期待をしています。妻については、 正直この間、あることないこと、特に『離婚』とか書かれて。そんなことないです。今、離婚はしてませんから。夫婦関係はしっかりしていますので、憶測で何かを報じたりすることは、ぜひやめてもらいたい。私は公人ですけど、妻も相手方の女性も私人なので、そこについては一定のプライバシーの配慮は各メディアのみなさんについても、ぜひお願いしたいと思っております。夫婦関係は今、揺らいでおりませんし、家族第一に考えていきたいと思っております」 

 と答えた。

次のページ
「(国民民主の)応援団じゃありません(笑)」