また、五郎が石川・能登を訪れた昨年末のスペシャル回も心に残る神回だったと、中村氏は言う。
「いまだ災害の傷跡が残る町を歩く五郎の佇まいに、なんとも言えない気持ちになる一方で、ちゃんこを食べながら『肉面積広しくん』とつぶやく、変わらない五郎節に心が温まりました。“グルメ”という極めて普遍的なテーマに“紀行”というジャンルが加わることで、ますます磐石なものとなり、ますます続いていくでしょう。いったいどこまで続くのか、まったく予想することはできません」
初の映画が公開された後は、シーズン11が待たれる。
(AERA dot.編集部・太田裕子)
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