リュウジさんの脂肪燃焼スープは深めのフライパンで作る。「かっこよく料理してください!」という編集部の無茶ぶりに応え、いつもより鍋を振りまくってくれたリュウジさん(撮影:松永卓也/写真映像部)

 大半のリュウジさん動画と同じく最初にハイボールを作り、乾杯! はい調理スタート。まずにんにくをバシッと叩き素早くスライスしながら一言。

「にんにくが好きな人はもっとたくさん入れてOK。息が臭くなる心配はないですよ~。しっかり煮ると臭みは飛んじゃいますから。あのね、息が臭くなるのはしっかり火が通ってないにんにくを食べたときなんですよ」

 にんにくはオリーブオイルで柴犬色(リュウジさん用語)になるまで炒める。いいにおい。

「最近オリーブオイル高いよね。これ(200グラムほどの瓶)800円ぐらいしたもんな。こめ油とかサラダ油でもOK」

 にんにくに続き玉ねぎを薄切りにしつつ、「野菜の中で玉ねぎは糖質高めだけど、糖質を全然とらないのもよくないですよ」。にんじんの糖質もしかり。

「これは太るから一切食べないっていう人がいますけど、量の概念を無視しちゃダメだよね。大量に食べなきゃいいの。このスープに入ってるにんじんの量なら大丈夫。栄養あるし肌にもいいし。バランスバランス」

 テンポよく進み、お次はブロッコリーをカット。

リュウジ式旨味爆発

「特有の青臭さを気にする人もいますが、にんにくスープに入れるとすっごい旨いよ。僕ね、昔は苦手だったけど最近はブロッコリー好きなんですよ。茎も芯もおいしいから全部使うよ、捨てないで。最近はフードロス撲滅の講演したな。意外にまじめな仕事もしてるんですよ」

 にんにくを炒めた鍋に、ここまでの野菜(玉ねぎ、にんじん、ブロッコリーの芯)、千切りハム、崩したしめじを入れて軽快に鍋を振るリュウジさん。具がしなっとしたら水900ccを入れ、いよいよ肝心の味つけ。

「至高の味付けですよ! にんにくスープには『コンソメ』大さじ1杯、『中華あじ』小さじ2杯、黒こしょう、塩1つまみ。コンソメと中華あじのダブル使いで旨味爆発、ちょっと食べたことないような味になるよ!」

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おいしい脂肪燃焼スープのレシピ