吉高由里子
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 15日、大河ドラマ光る君へ」(NHK・午後8時)がついに最終回を迎える。本作は平安時代中期を舞台に、「源氏物語」を書いた紫式部の人生を描く。まひろ(吉高由里子)は倫子(黒木華)に道長(柄本佑)との関係を打ち明ける。一方、道長は自らの死期を悟って最後の決断をする。道長が危篤の知らせを聞いたまひろは・・・。約1年に亘る平安の物語の結末とは。主演・吉高由里子が今作に抱いていた想いと共に過去の記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2024年1月15日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。

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 1月7日よりスタートしたNHK大河ドラマ「光る君へ」で主演を務める俳優の吉高由里子(35)。本作は平安時代中期を舞台に、「源氏物語」を書いた紫式部の人生を描いていくが、初回の平均世帯視聴率は12.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、大河ドラマの初回視聴率としては過去最低となった。

 これ対して吉高はは9日、自身のXで即座に反応。「ワースト1位と書かれていたけどワーストだってベストだって1位を取るのは狙っても難しいことだと思うの」とつづり、「面白い番組が沢山ある中、下剋上大河として最後には沢山の人に愛される作品になっていたらいいなと思う今日でした」と“余裕”も感じさせるコメントを出した。

 ポジティブな吉高らしいコメントだが、“下剋上大河”という言葉からは、次回以降への自信もうかがえる。実際、SNS上では「光る君へ面白かったけどね」「吉高さんが主演ということで初めて大河の1話目観ました」など、これからに期待する声も少なくない。また、初回は吉高の出演シーンがなかったため、吉高が登場すると視聴率も伸びていくのではという見立てもある。

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女子高校生役も違和感なし