怒りたくなるが、気づかない夫に「察して、と理解を求めるのは無理がある」と阿古さん。
「自分の状況を伝えて、夫と話し合った方がいいです。義実家にどこまで変えてもらわないと、自分たちが困るのか考えましょう。今後の夫婦の関係や、家事や子育ての考え方にも関わることです」
義実家に変わってほしいなら、「この人、家ではいつも家事をしてますよ」と義父母にそっと伝えてもいいかもしれない。
義父母にはたまにしか会わなくて、義実家での夫の行動に大きな不利益もないなら──。
「帰省する期間だけ、笑ってやり過ごす方法もあります。昭和にタイムスリップして楽しんで、令和の自宅に帰るのです」(阿古さん)
(編集部・井上有紀子)
※AERA 2024年12月9日号より抜粋