坂本:そうか、飴ちゃんが縁で翌年の西武ドームに繋がっていったんですね。あの光景には感動しました。ドームのような大きい会場で歌うことってまずないので。驚いたのは、ももクロちゃんがリハから全力なこと。とにかくずっとワイワイガヤガヤやってるし、全力で歌っていて。心配になって「本番前にそんなにやって平気?」って聞いたら、「はいっ! 全然大丈夫ですっ!」。
百田:ははは!
坂本:若さが違うと思った。
百田:今の私たちでも無理です(笑)。でも、さっき写真撮影で冬美ちゃんとめっちゃ接近しましたけど、あの頃と変わらず、吸い込まれるようにお綺麗です。
坂本:いやいや、あんなに二人で見つめ合わされるなんて、もう拷問ですよ(笑)。顔を寄せている時、「私はぼやけて見える」って言ったら、夏菜子ちゃんが「私はしっかり見えます」って。
百田:はい(笑)。どんなふうにスキンケアすれば冬美ちゃんみたいにいられるんですか?
坂本:これでも努力してるのよ。「これはいい、あれはいい」って人からすすめられたものは全部やって。パックは毎日してますか?
百田:毎日はしてないです。
坂本:私も毎日はしてなかったの。でも由紀さんが「毎日したほうがいいわよ」って。由紀さん、本当に透き通るような白さなんですよ。
百田:私も30歳になったのでちゃんと毎日するようにします。
坂本:今の夏菜子ちゃん、すごく素敵だと思う。レディーですよね。
百田:レディー!
坂本:可愛かった少女が大人の女性になってきたなっていうのをすごく感じます。あれは去年かな? お仕事をご一緒した時、何か悩みでもあるのかなと思うぐらい寂しそうに見えたの。
百田:寂しそう?
坂本:なんというか、大人の憂いみたいなものを纏っていて、それが私にはちょっと寂しげに見えた。しかも、「あまり外にも行かないし、いつもおうちにいるんです」って話していたから、もしかして孤独を感じているのかしら?と。それで心配していたら、その数カ月後に結婚発表があってね……「なーんだ、寂しいのは私だよっ!」と思った(笑)。
百田:いやいやいや(笑)。