斉藤由貴(写真:西村尚己/アフロ)

不倫有名人としては「格が違う」

 一方、彼女は、

「関係が続いているとかそういうのはないです」

 と、不倫の継続を否定。所属事務所による、こんなコメントも掲載されている。

「警察に通報したのは斉藤本人で、その場の状況を受けて判断した対応と報告を受けております。現在も夫婦関係は変わっておらず(略)2017年以降お付き合いはしておりません」

 ちなみに、彼女が不倫を報じられたのは1991年の尾崎豊、93年の川崎麻世に続き、この相手を2回と数えれば、6年ぶり4度目。高校野球の強豪紹介みたいだが、実際、不倫界きっての強豪だ。

 一度の不倫で大失速する人も多いなか、むしろ「芸の肥やし」にして大女優への道を歩んできた。それゆえ、今回も逆風はそれほど吹いていない。

 ネットニュースを見ても『学ばない斉藤由貴〝4度目不倫〟報道 「狂乱動画入手」の驚き 過去に謝罪会見も「芸能活動を続けている珍しい存在」』(夕刊フジ)とか『斉藤由貴「狂乱不倫動画」に世間は反応薄…広末涼子の不倫、6年前の自身の不倫からもトーンダウン』(日刊ゲンダイ)といった、彼女の揺るぎない存在感を面白がるものが目立つ。

 筆者が感心したのは『ナイツ塙 コンビ独演会に大物女優 漫才でイジらなかったら本人が…「さすがだなと思った」』(スポニチアネックス)という記事だ。ナイツが自身のラジオ番組で明かしたところによると、彼女は今回の報道直後、彼らの独演会に来たという。

 塙宣之いわく「俺たち時事ネタで50人くらいイジるんだけど、斉藤由貴さんは入れなかった。さすがに」とのことだが、彼女は終わったあと、自らこう言ってきたというのだ。

「私の名前がいつ出てくるかと思ってヒヤヒヤした」

 なんというか、不倫有名人としての格の違いを感じさせる話だ。

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「自分がどこかへ飛んでいっちゃう」