いて座のビジネスには、勢いか立ち止まるかチェックしてくれる人の存在が重要 しいたけ.さんがアドバイス

　AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

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Q:今年、勢いで起業した私ですが、求めていたものはこれだったのか？と考えるようになりました。あれもこれもやってみたいことはありますが今の職種とは違い、新事業を始めてもまた熱が冷めるだろうな……と考えてしまいます。家庭もあり、前と言ってることが変わってるよ、なんて思われそうです。一つのことに熱中し続けられない性格は起業に向いていないでしょうか？（女性／個人事業主〈セラピスト〉／38歳／いて座）

A:まずはお疲れ様です、とお伝えしたいですし、自分が起業した時のことを思い出しました。僕自身も占いの仕事で独立した時、何がきつかったって、家族に仕事のことをあまり言えないことでした。

　自営業って、収入や売り上げなど、どうしても数字と付き合っていかないといけません。でもそれを家族や友人に話すと、ものすごく心配されてしまう。仕事を変えようかなといった相談も、なかなか身近にいる人には話せなくなってしまいます。

　僕が唯一そういう話ができた相手は、同じように独立している人や自営業の人。彼らと「今月は売り上げ悪かった」「来年ダメならもうやめようかな」など愚痴や弱音を話せる時間に救われました。

　そして今回のアドバイスなんですが、2通りあります。