

小型カメラのGoProは防水防塵でスポーツシーンなどを動画で撮影するアクションカムとして人気が出たが、超広角レンズを搭載したことで静止画を撮影しても独特の写真が撮れるようになった。そうしたGoProで撮影した写真を展示する「GoPro Gallery」が日本で初めて開催される。19日には、都内で報道関係者向けに写真が紹介され、21日から神奈川県の横浜赤レンガ地区でギャラリーが設置される予定だ。
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GoProは、水平画角120度という超広角レンズを搭載し、手のひらに収まるコンパクトデザインながら、付属の防水ハウジングを装着することで、水深40mまで撮影できる防水・防塵・耐衝撃性能を備えるアクションカム。アクセサリー類が豊富で、車、自転車、サーフィン、ロッククライミング、スキーなど、さまざまなスポーツシーンで人や機材に装着して、ダイナミックなスポーツの映像を撮影できるとして、世界中で広く使われるカメラに成長した。
動画撮影が最も一般的な使い方だが、GoProは有効1200万画素(ブラック、シルバーモデル)の撮像素子を備えたカメラとしての利用もできる。通常の撮影に加え、秒30コマの連写、タイムラプス撮影(一定時間の連続静止画を組み合わせた動画)、リモコンを使った撮影なども可能で、スポーツシーンの瞬間を切り取るカメラとしても、風景や人物を超広角レンズで撮影する普段使いのカメラとしても利用できる。
そうした写真を撮影するカメラとしてのGoProを紹介するのがGoPro Galleryだ。GoProが協力するアスリートのスポーツシーンを撮影した写真に加え、一般のGoProユーザーが撮影した写真も紹介されているが、そうした写真に共通しているのが、「GoProブランドの体現」だという。