小芝風花
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 小芝風花が主演を務め相棒役で大島優子が共演するドラマ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(日本テレビ・毎週土曜午後9時)は、28日にいよいよ最終話が放送される。主演の小芝風花の過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2023年2月3日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 1月19日に「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)で、同番組の人気企画「グルメチキンレース ゴチになります!24」の新メンバーに決定した俳優の小芝風花(25)。初回の番組で、ナインティナイン・矢部浩之から「ゴチの話が来たときはどんな気持ちでした?」と聞かれると、「めちゃくちゃうれしくて、特に母が喜んでくれて」と、喜びをあらわにした。

 メンバーがクビになった際は、常に新メンバーの予想合戦が話題になるゴチ。今回もさまざまな臆測が飛び交ったが、小芝に決まるとSNS上では「ゴチがまた楽しみになる」「小芝風花が出るから、毎週見ようかなぁ」など、好意的な声が目立っていた。ゴチのメンバーとして、視聴者から歓迎されているようだ。

 2011年にオスカープロモーションのオーディションでグランプリを受賞したことをキッカケに芸能界デビューした小芝。その後、映画デビュー作「魔女の宅急便」(2014年公開)で主演を務めるなど、出始めの頃は“ゴリ押し”されているタレントという印象を抱く人もいた。だが、今はそんなイメージは払拭(ふっしょく)されたと言っていいだろう。その理由をテレビ情報誌の編集者はこう話す。

「やはり、徐々に演技力の高さが浸透していったことが大きいでしょう。ここ数年のドラマでは、19年放送の『トクサツガガガ』の隠れ特撮オタク役や、『べしゃり暮らし』の女性漫才師役など幅広い役を演じています。また『妖怪シェアハウス』で、逆境にめげず妖怪たちと暮らしながら成長していく主人公を好演し、コメディエンヌとしての魅力を発揮しました。さらに、21年放送の『彼女はキレイだった』では、優等生美少女から冴えないアラサー女子となってしまったヒロインを演じ、イケメンエリートとのラブストーリーに挑戦。さまざまな表情を見せながら、コミカルなシーンもシリアスなシーンも演じ切り、業界内からも高評価を獲得しています。昨年放送された『霊媒探偵・城塚翡翠』と続編『invert 城塚翡翠 倒叙集』では、主人公のお姉さん的存在のパートナー役で、主演の清原果耶との掛け合いも見事でした」

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元気で笑顔が「正直しんどくなってきている」