「雰囲気が変わった」と話題の桜井日奈子(写真:つのだよしお/アフロ)
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 俳優の桜井日奈子(27)が、芸能活動10周年を記念した写真集『鴇色』(東京ニュース通信社)のプロモーションのため複数のバラエティー番組にゲスト出演し、その「変化」が話題になっている。

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 桜井は9月、「ナニコレ珍百景」や「激レアさんを連れてきた。」(ともにテレビ朝日系)などに出演。雰囲気の変化を感じた視聴者は多かったようで、ネット上では「声聞くまで誰かわからなかった。ますますきれいになった」「前はかわいらしい感じだったけど、大人っぽい美人に顔変わった!」などとざわついた。エンタメ誌の編集者が語る。

「桜井さんは、今回の写真集で人生初の水着撮影に挑むため、ボディーメイクを頑張ったそうです。顔の輪郭も以前よりシャープになり、ファンからは『一段と美人になった』と好評ですが、あまりの変わりように驚いてしまった視聴者もいたようです。9月7日に行われた同写真集の発売イベントでは、桜井さんがデビュー10年で水着を解禁した理由を説明しましたが、その並々ならぬ熱い思いに、集まった報道陣も圧倒されていました」

 同イベントで「今まで肌の露出はあまりしてこなかった」と語った桜井は、「体形管理もできていない時期があって、15キロくらいマックスで太ってしまった時期も(あった)」と告白。ボディーメイクが何年もうまくいかず、ファンなどの「太った」「劣化した」「もう応援するのやめようかな」といった声が本人まで届き、「精神的に良い状態ではない時期があった」と振り返った。

 さらに、17歳で「岡山の奇跡」のキャッチコピーでデビューした桜井は、「この世界でやっていく」覚悟が固まらないままブレークしてしまい、勢いが落ちた時期に「なんでこんなふわっとした覚悟で(芸能人を)やっちゃってたんだろう」「私、ダメじゃん」と反省したという。

 こうした葛藤を経て、今は「20年、30年ずっと求められ続ける俳優でいたい」という明確な目標を持ち、仕事に臨んでいるという桜井。今回、写真集のために「隠す体」から「見せる体」に進化させたことも、そんな覚悟の表れなのだという。

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「劣化」を指摘され苦悩した過去