最下位に沈む西武は、助っ人野手陣が総崩れだ。メジャー114発で中軸として期待されたアギラーが、今季出場30試合で打率.204、2本塁打、10打点で、同じく来日1年目のコルデロが23試合で打率.129、1本塁打、4打点という成績だ。ともにパワーが空回りしている。さらに育成契約から7月に支配下登録されたガルシアも、19試合で打率.131、1本塁打、4打点と結果を残せず。ガルシアはまだ24歳で伸びしろに期待が持てるが、高額年俸に加えて34歳のアギラーと30歳のコルデロは1年でお払い箱になりそうだ。

 近年、MLBのチーム管理と編成に日本人投手のレベルアップ、さらに円安傾向もあって優秀な外国人、特に日本で活躍できる助っ人野手の獲得が難しくなってきたと言われる。それ故に、ビシエドは例外として、今季も1年もしくは2年で早期退団する“ハズレ助っ人”が多く生まれることになりそうだ。

暮らしとモノ班 for promotion
疲労回復グッズの選び方は?実際に使ったマッサージ機のおすすめはコレ!