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9月半ばになっても、真夏のような厳しい暑さが続きます。3連休にかけても局地的に激しい雨や雷雨があるため、屋外でのレジャーやイベントは天気の急変に注意が必要です。また、マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧が今後24時間以内に台風へと発達して、3連休の沖縄の天気に影響を及ぼすおそれがあります。

明日11日 猛暑日地点続出 熱中症に警戒

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今日10日も、九州から関東甲信、北陸では初秋とは思えない厳しい暑さになりました。たっぷりの日差しとフェーン現象が加わって、35℃以上の猛暑日地点が続出。
日本海側を中心に気温が上がり、最高気温は新潟県秋葉区で37.2℃、福岡県久留米市で37.0℃など、9月としては記録的な暑さになった所もありました。また、新潟県十日町市など、この時期になって今年一番の暑さの所もありました。

明日11日も猛暑日地点が続出し、関東甲信でも35℃を超える所がありそうです。東京都心や大阪など太平洋側では湿度も高いため、うだるような暑さです。湿度が高いと、熱中症のリスクがより高まるため、夏場と同様に熱中症に警戒してください。

台風が次々に発生か 沖縄に接近のおそれ

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<熱帯低気圧A>
今日10日午後3現在、マリアナ諸島付近を北よりに進んでおり、今後24時間以内に台風へ発達する見通しです。13日~14日頃、沖縄に接近するおそれがあり、3連休の天気に影響が出ることも考えられます。

<熱帯低気圧B>
今日10日午後3時現在、宮古島の北北西約200キロにあって、今後12時間以内には台風になる見込みです。沖縄から離れていきますが、熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。明日11日も変わりやすい天気で、局地的には激しい雨や雷雨がありそうです。

3連休 沖縄は台風の影響か 本州付近は天気急変に注意

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今日正午現在、マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧Aが今後24時間以内に台風へ発達し、13日~14日ごろ、沖縄に近づくおそれがあります。海上ではうねりを伴って波が高くなってきますので、海でのレジャーは最新の気象情報をこまめにチェックしてください。

九州から関東甲信、北陸、東北南部は、3連休にかけても日差しの出る日が多いですが、午後を中心にあちらこちらで雨雲が湧くでしょう。局地的には雨雲が発達して、カミナリを伴った激しい雨が降りそうです。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)になるおそれもありますので、屋外でのレジャーやイベントは十分な注意が必要です。

東北は前線が停滞しやすく、雨の降る日があるでしょう。前線の活動の程度によっては、雨の降り方が強まることもありますので、最新の気象情報にご注意ください。
北海道は高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。

雨の降る日が多い 蒸し暑さが増す

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23日(振替休日)にかけては、沖縄や九州から東北では湿った空気や秋雨前線の影響を受けやすく、雨の降る日が多いでしょう。北海道では秋晴れが続きそうです。

この期間も最高気温は平年より高く、日差しの出る日は35℃くらいまで上がる所もありそうです。雨の日でも、沖縄や九州から東海では30℃前後まで上がり、かなり蒸し暑いでしょう。9月下旬になっても、熱中症対策がまだ必要です。