特待生で明治大学法科大学院に進学

「高岸さんに隠れがちですが、前田さんの身体能力はすごい。高校時代はスポーツ用品メーカーが行っている全国高校野球部員を対象にした筋力測定で、2年連続で1位になっているんです。前田さんのすごさを検証するテレビ番組も放送され、跳び箱16段を1発でクリアしたり、バスケットボールのフリースローラインからトランポリンを使ってのダンクシュートをこれまた1発で決めてしまったり。難易度の高いスゴ技をいとも簡単に次々と成功させてしまうので、SNSでは『すごすぎて笑ってしまう』という声も上がったほどでした」(同)

 さらには、学力も高い。愛媛県の高校を卒業後、駒澤大学法学部へ進学。自身いわく「授業は一番前で聞くタイプ」だったという。大卒後は法律事務所への就職を考えており、4年間みっちり勉強したという(「明大スポーツ新聞」2020年8月20日配信)。

「大学での成績がよく、教授から大学院を勧められたので、2~3校の試験を受けたところ、なんと全ての院で学費全額免除となったというから驚きです。明治大学の法科大学院とほぼ同時に芸人となり、当初は院と並行して活動をやっていたそうです。その後、芸人の道を選択して院は中退したと取材で明かしています。大学時代は塾講師をしていたことがあったため、試しに1カ月間、サンドウィッチマン富澤さんの息子さんの家庭教師もしたことがあったとか。教え方が上手だったのか、成績が少し伸び、『このままお願いしたい』と1年以上続けたといいます。そんな縁もあり、富澤さんとは家族ぐるみで仲がよく、『おまえら絶対売れるから、このまま頑張り続けろよ』と期待されていたようです」(同)

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