4位はまさかの「誰もいない」が153票という結果に。
「(自民党への)反対意見ばかりで、誰一人リーダーとしての現実的な政策を言える人がいない」(60代/女性)
「政治理念がないので誰でも良いんじゃない?」(50代/男性)
「政権を取る事を目的にしている時点でお門違い。政権を取った後のことをまともに言ってないのに選ぶはずがない」(30代/男性)
与党批判に熱をあげるばかりで、肝心の政策論争を繰り広げる姿が見えないという失望感がにじむ厳しい声が相次いだ。
「次への繋ぎで構わない」と言われた3位の議員
現代表の泉健太氏(50)は、164票で3位。党内での支持が伸び悩んでいるとささやかれ、泉氏本人も「世の中はそう甘くない。『泉さん、引き続き(代表)やってください』ということではない」と、苦しい現状を吐露している。前回の代表選で推薦人だった馬淵澄夫・元国土交通相(64)は、今回自身の出馬を模索しており、同じく元推薦人の重鎮・小沢一郎氏(82)にいたっては泉氏再選の可能性を問われると「(党の)沈没だ」と口にする始末。出馬に必要な20人の推薦人を集められるのか、注目が集まっている。
泉氏を推す声を見てみると、
「経験を積ませて育てたい」(60代/男性)
「継続して代表を務めることで指導力発揮に期待」(50代/男性)
というような、若さゆえのポテンシャルに期待する声もあがる一方で、
「無難な政治をやってくれそう」(60代/女性)
「特に可も不可もなく...次への繋ぎでも構いません」(50代/男性)
といった消極的な理由から票を投じた人も一定数おり、現党首としての存在感や実績のインパクトに欠けている現実を突きつけられる形となった。