JR津田沼駅前で午前6時から政策チラシを配る野田佳彦元首相=2024年8月
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 政権交代を目指す立憲民主党は、誰を次のリーダーに据えるのか。同党代表選が9月7日告示、23日に投開票されることを受け、AERA dot.は「代表にふさわしい人物」などについて意見を募る緊急アンケートを行った。約2000件の回答には、同党に「政権を担う覚悟と能力はあるのか」と問いただす叱咤? 激励?の数々が並んだ。

【写真】2千人が選んだ「次の立憲民主党代表」人気トップ5

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 アンケートは8月15日から18日に実施した。設問は3問で、「立憲民主党にとって次の代表にふさわしいのはだれか」を選択式、「その議員を選んだ理由」「立憲民主党に求めることはなにか」をそれぞれ記述式で尋ねた。

 AERA dot.のニュースサイトやSNS、メルマガなどを通じて回答を募ったところ、1939件の声が寄せられた。回答者の内訳は、男性が68.6%、女性が28.8%、その他が0.2%、回答しないが2.2%だった。

「次の代表」として期待されている、上位5人の議員の顔ぶれを見ていこう。

5位は、立憲民主党の論客と言われる…

記者団の取材に応じる江田憲司氏=2024年8月

 83票を集め5位にランクインしたのは、江田憲司・元代表代行(68)。代表選への出馬に向けて、「自民党に対抗できる政権交代可能な政党の代表になる」「もし(自民党の)小泉(進次郎)氏と党首討論になれば簡単に論破する」などと、意欲を示していることが報じられており、アンケートでは、

「弁がたち、政策に明るい」(60代/男性)
「議論に力があり、集団を牽引して、方向を示すことができそう」(70代以上/男性)
「財務省に噛みついた答弁を評価したい」(30代/男性)

 などと、論客としての手腕を評価する声が目立った。

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「誰でも良いんじゃない?」