著者最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』

 一方で、このような状況を想像したら、どんな人が自分にとって大切な存在となりうるかを考えるのに、大変役に立つと思っています。

 つまり、人生における大切な人を探すのにも有益と言えるでしょう。

 あなたは今、仲良くしている人と「一緒に死んでもいいかな」と思える関係を築けているでしょうか。

 人間は誰しも一人では生きていけません。だから、誰しも「さみしいな」と思うときはあります。しかし、さみしいときこそ、一緒にいるべき相手を選びましょう。

 誰かと交流したいと思ったら「あの人と修学旅行に行きたいか」とか「この人と一緒に死んでも後悔はないか」と考えてみてください。もし、その答えが「NO」であるなら、一度立ち止まってその人との関係を考え直したほうがいいでしょう。

 あなたが「一緒に死にたくはないな」と思う人と時間を費やしているなら、関係を考え直してみましょう。「時間を使う」というのは死に近づいているということです。

 ある意味で「一緒に過ごす」というのは「一緒に死ぬ」に近いことなのです。

 そもそも「一緒に死にたくない人」とは、徐々に縁が切れていきます。無駄な時間を過ごすより、スパッと切ってしまうのもおすすめでしょう。

(ぱやぱやくん)

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