ゆか「想像だけど、小言っていうか“ダメ出し“だと思うんだよね。『電気消してないよ』とか『洗ったお皿に油残ってたよ』みたいな。で、それって言われないと気づかないから指摘するのって全然アリなんだけど、『ありがとう』がなくてダメな部分だけ言われると、ちょっと悲しいみたいな状況もあるんじゃないかな」

ひろ「『あなたが電気消したら?』とかで、ぶつからないから余計にストレス溜まるのかもね」

ゆか「うん。応戦するんじゃなくて、普通に意見伝えたり、あるいは関係が長いと、『この人はこういう人』ってなったりするかもしれないけど、そこまでにも至ってないとか」
 

受け身になっている可能性も?

ひろ「あとは“小言“という言葉の選び方にも、意思がある気がするんだよね。アドバイス、小言、助言者、苦言とか、いろんな言い方があるけど、小言という言葉には、不必要な助言で聞いてる側に不快感がある事を含んでる気がするんだよね。相手にとっては実は日常的な会話なのに、小言と切り捨ててるようにも見える」

ゆか「私は①今日は遅くなる、夕飯はいらない、みたいな最低限の報連相要件と、②小言ってことなのかなと思った。だから、会話をしていないとまでは思っていないけど、楽しいおしゃべりではないと思っているんじゃないかなぁと」

ひろ「例えば、夫『掃除した?』で終わると小言だけど、妻「掃除だるくね?」、夫「ルンバとかどうなん?」って続くと会話じゃん」

ゆか「問題点を指摘されると、その責任が自分にあると思ってしまう、あるいは『掃除だるくね?』って言いにくい性格の可能性もあるね」

ひろ「『昔はとても大切にしてもらえていると感じていたのに』とか、全体的に受け身な感じがして、自分が何かをしてるというのが書かれてない。相手の趣味の話題を振ってみるとか、話しやすい話題を振るとかあるじゃん。サッカー好きなら、サッカーの試合結果の話を振ってみるとかさ」

ゆか「自分からも話題作りをしてるか? していなかったら、やってみるのも良いかもね。あとさ、回答にも書いたけど、私は相手の人は悪意があるというよりは、本来の素の状態に戻っていっただけなんじゃないかなと思うんだよね。本当は外食するの好きじゃないのに、最初は無理してレストラン行ってた、みたいな」

ひろ「おいらもそう思う」

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