ゆかさん&ひろゆきさんの日々が描かれたコミックエッセイ『だんな様はひろゆき』(原作:西村ゆか、作画:wako)は6万部突破!

 さらに忘れてはならないのは、質問者さんにとっても、家はリラックスして自分がくつろげる空間でなければなりません。そんな場所が、感謝はないけど小言はあるだと、少し悲しいですよね。

 誰かと共に暮らすにあたり、最低限の報告・連絡・相談は必ず生じるものですが、それ以外にも、日々の挨拶や、感謝の気持ちを伝え合うことも自分にとっては大切にしたいことだと伝えてみてはいかがでしょうか。

 その上で、お互いがどう家で過ごすのが心地よいと考えているかを、改めて話し合う機会を設けてみると、自分からは見えなかった相手の視点を知ることができるかもしれません。

 お互いが、少しでも心地よくハッピーに暮らせると良いですね。
 

ひろゆきの回答

「会話が少ない=温かい関係ではない」という思い込みが間違っています。

 外から見たら普通に会話をしてるように見えるけど、関係は冷え切ってるという夫婦もいます。会話の量と、関係性は別の話です。

 温かい関係、冷たい関係とかいう問題ではなく、単純に「貴女が会話をしたいという欲求が強い」という問題です。日常の中で、女性は男性より3倍多く話すというアメリカの研究があります(参考:石蔵 文信『なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか』)。男性が十分だと感じる量の会話だと、女性は全く足りてないと感じる傾向があるわけです。

 一方が会社勤めでもう一方が家で孤独に過ごしている立場だった場合を考えると、前者は会社で十分に話をしてるので、家に帰ったら喋る気力もないし、喋りたいとも思わないのです。

 ところが、家にいる側は全く会話が足りてないので、余計に会話をしたがるというわけですね。

 そんなわけで、「パートナーが冷たい」と感じる人は、近所の友達を作ったり、趣味のコミュニティを見つけたりして、パートナー以外と会話をする場所を作って「会話したい欲」をきちんと解消した方が良いと思います。
 

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