30日に出馬表明する小泉氏

決選投票では「小石河連合」が再結成?

 そして、小石河連合の3人が競合する総裁選については、こんな見立てを語る。

「派閥が解消され、圧力もなく、気を使うこともなく推薦人として名前を出せることで、3人とも出馬できる。ただ候補者が多いので、1回目の投票では決着がつかないでしょう。おそらく小泉氏がトップだと思う。2位に石破氏、河野氏以外の人が残って小泉氏との決選投票となれば、急きょ『小石河連合』が再結成され、協力することもあるでしょう」

 「小石河連合」の結束が、最後に総裁選の行方を左右するのか。総裁選投開票の9月27日まであと1カ月だ。

(AERA dot.編集部・今西憲之)

著者プロフィールを見る
今西憲之

今西憲之

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

今西憲之の記事一覧はこちら
暮らしとモノ班 for promotion
重いお米は通販で!おいしいお米選びの参考にするなら、Amazonの米・雑穀の売れ筋ランキング