京都府警伏見署の一日署長になった本田望結(2021年10月)

重たいくらいの優しさ…母も心配

 さらに、誰に何を言われても大好きな2つのことを嫌いになるまで(もう1人の自分が)頑張ってほしいと思っていると明かしていた。そんなところを見ると、強い意志を持って女優とスケートの両方に取り組んでいることがうかがえる。現時点では、どちらかに専念するということはなさそうだ。また、好きなことに挑戦した結果、ジャンルの幅が広くなったという面もあるのかもしれない。

 また、ジャンルの幅は芸能界での人間関係にもつながっていそうだ。

「芸人の小籔千豊や俳優の笹野高史など年齢が高い芸能人とも仲が良いと以前にインタビューで語っていました。笹野については幼い頃にドラマで共演してから優しくしてくれたそうで、仲の良い友だちだそうです。また、小籔とは関西の番組で約4年間共演し、当時は高校生活や将来の相談をしており、“師匠”と呼んでいるほど大尊敬しているとか。昨春からひとり暮らしをした際は、お祝いをしてくれ、その食事会できゃりーぱみゅぱみゅやヒコロヒーなどに引き合わせてくれたそうです。そんな年の離れた先輩たちから好かれるところは、どんな仕事においても好影響をもたらすと思います」(同)

 一方、6月の本田の誕生日に母親が自身のインスタグラムに投稿した祝福コメントには、「望結の重たいぐらいの優しい所 絶対長所です」との言葉があった。確かに優しさは長所だが、競争が激しい芸能界においては、他人を優先してしまうことがアダになることもあるかもしれない。民放バラエティー制作スタッフは言う。

「以前、インタビューで普段の生活で落ち込むことはあるのかと聞かれ、悲しいニュースを見て苦しいと感じることはあるが、自分の人生では落ち込む時間はない、と答えていたのが印象的でした。また、反省はするが後悔はせず、ミスしてしまったときこそ『ここから成長できる』と思えるとか。そんな前向きさがあるからこそ、嫌なことがあっても引きずらず、さまざまなことに取り組めるのかもしれません。まだ20歳と若いので、幅広いジャンルの仕事で経験を積む中で、それぞれ爪痕を残していけば、芝居もスケートもできてバラエティーもこなせる“最強のマルチタレント”として一目置かれる存在になる可能性はあります」

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