6月に20歳の誕生日を迎えた女優でフィギュアスケーターの本田望結(20)。8月9日に放送された「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)に出演した際は、お酒を飲む姿をテレビ初披露。飲んでいるお酒の種類を聞かれ「ジンです」と返答していたが、そんな彼女の姿にSNSでは「本田望結ちゃんがお酒飲んでる!」「もうすっかり大人の女性になったんだな」など、感嘆の声も上がった。
本田といえば3歳で子役デビューし、2011年放送のドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で演じた次女役が話題となりブレーク。その後も女優として活躍し、たびたびバラエティー番組にも出演。さらに、フィギュアスケーターとしてアイスショーに出演するなど、マルチに活躍している。子役時代から注目を集め今年20歳を迎えた本田だが、活動の幅が広がりすぎることを心配する声も出始めている。
「多彩なジャンルをこなしていくので、芸能人として何が売りなのかよく分からないという印象を持っている人もいると思います。女優としては昨年、NHK連続テレビ小説『らんまん』で朝ドラ初出演。登場したのは最終章からでしたが、主人公夫婦の成長した末娘という役どころを好演しました。11月にはカーリングチームのエース役を演じる主演映画『カーリングの神様』の公開も控えています。また、昨年はフィギュアスケーターとして、アニメ『ONE PIECE』を題材にしたアイスショーでナミ役を演じ、9月には再演もされます。さらに昨年は、プロ野球の日本シリーズでオリックス側のベンチリポーターを担当しました。どれもそつなくこなしているのですが、朝ドラ、スケート、ベンチリポーターと仕事の幅が広すぎて、ある意味、ひとつひとつのインパクトが薄い“器用貧乏”になりかねないリスクもあると思います」(テレビ情報誌の編集者)
そんな才能豊かな本田だが、本人は自身の活動についてどう思っているのだろうか。
エンタメ&カルチャーメディア「Bezzy」(23年5月14日配信)に掲載されたインタビューでは、フィギュアスケーターと女優という“二刀流”での活動について、「自分を二刀流だと思ったことはない」と答えている。女優の仕事ではフィギュアのことは一切忘れていて、スケートのときは芝居のことを忘れ、自身の中では本田望結が2人いる感覚だという。