1年ほど前からは、協会の公式ホームページに、力士のマイブームや好きなYouTubeチャンネルなど、個性がわかる情報を掲載している。担当者は「推し活のように、それぞれの方が力士の推しポイントを見つけるきっかけになってほしい」と話す。

「共通の出身地や趣味など、自分との共通点を見つけたりして、力士たちを好きになってもらえれば。カッコいいとか可愛いとか、『こんなことが好きなんだ!』というように、ファンの間で話題になって、それをきっかけに相撲を深く知ってもらえるとうれしいです」

 24日に千秋楽を迎える九月場所。ぜひあなただけの「推し」を見つけてみてはどうだろうか。

(AERA dot.編集部・唐澤俊介)

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唐澤俊介

唐澤俊介

1994年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。朝日新聞盛岡総局、「週刊朝日」を経て、「AERAdot.」編集部に。二児の父。仕事に育児にとせわしく過ごしています。政治、経済、IT(AIなど)、スポーツ、芸能など、雑多に取材しています。写真は妻が作ってくれたゴリラストラップ。

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