富士フイルムは、インスタントカラーフィルム「FP-100C」について、在庫がなくなり次第、販売を終了すると発表した。
同社によると、販売数量が大幅に減少してしまったものの、製品を継続するために努力を続けてきたが、これ以上の生産は難しい状況となったため、やむを得ず販売を終了させるとこにしたという。
同製品は、ピールアパートタイプ(剥離方式)のフィルム。医療や工業分野、証明写真などで使用されてきており、発色や画質が良いため、好んで使用しているユーザーもまだまだいるはず。製品を販売しているサイトには今回の決定を惜しむ書き込みもみられた。
出荷終了時期については、平成28年春頃の見込みとしている。
販売が終了となる製品の具体的な名称は以下のとおり
インスタントカラーフィルム「FP-100C」
・FP-100C PS 1
・FP-100C PS 20
・FP-100C PSSL 1
・FP-100C PSSL 20