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「ご家族ごと」のご懇談
さまざまな「反応」を引き起こす可能性をはらむ園遊会。
所さんは、新年や天皇誕生日の一般参賀のように、ファミリー単位で並び、懇談に臨むことも検討されてもよいのでは、と考えている。
たとえば今年の天皇誕生日の一般参賀では、長和殿のベランダには参賀者から見て右側に天皇ご一家、左側に秋篠宮ご一家が並んだ。ベランダへのお出ましと退出の順序こそ、天皇陛下そして皇后さま、秋篠宮さま、紀子さま、愛子さま、最後に佳子さまの順とご身位通りとなったが、園遊会でご家族ごとに並べば、懇談と退出までそのまま移動することができる。
「ファミリー単位という名分が立てば、悠仁さまと愛子さまを比較したり、おふたりを煽ったりするような事態は回避されるかもしれません。大切なのは皇族方が、象徴天皇を支え、互いに助け合う姿を人びとに示す機会となることです」
ご家族ごとに並ぶメリットは大きい、と所さんは話す。これから公務経験を積んでいく愛子さまも悠仁さまも、今はご家族の近くであるべき姿勢を学び、将来的には支え合うことができる、ということだ。
「愛子さまと悠仁さまが同じ公務や行事の場にお出ましになるようになれば、それが仲睦まじい皇室の姿を示し、国民が安心と尊厳の想いを増す機会となるのではないでしょうか」
次世代を担う愛子さまと悠仁さまの動向に注目が集まるのは、皇室への人気と期待の表れなのかもしれない。
(AERA dot.編集部・永井貴子)
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