9月に18歳の成年を迎える秋篠宮家の長男悠仁さまが、秋の園遊会に出席されるのか、関心が高まっている。天皇、皇后両陛下の長女愛子さまとおふたりそろっての出席となれば、皇位継承順位が2位の悠仁さまと天皇家の内親王である愛子さまのどちらが前に並ぶのか、その「立ち位置」が注目を集めることになりそうだ。
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「学業に差し障りがない限り、参加される可能性がある」
宮内庁の西村泰彦長官は7月18日の定例会見で、9月に18歳の誕生日を迎える悠仁さまについて、「宮中での諸行事や祭祀(さいし)は、(来年3月の)成年式の後に参列されるのが適当ではないか」と述べた。
つまり、西村長官は、成年に達したことを内外に表明する一連の儀式や、新年や天皇誕生日の際に皇居・宮殿のベランダからお手振りをする一般参賀などについては、高校を卒業した来春以降とする一方で、この秋の園遊会については出席の可能性を示唆したのだ。
園遊会へ初めて出席するタイミングについては、いまの天皇陛下は20歳の成年を迎えた1980年の春の園遊会に、秋篠宮さまは1985年11月に成年となり、翌々年の春の園遊会に初めて出席した。
しかし、父の秋篠宮さま以来、成年を迎える男性皇族は39年ぶり。周囲を取り巻く状況には変化が起きている。
民法が改正され、2022年から成年となる年齢が20歳から18歳に引き下げられた。そして、高校3年生という学業や大学進学の準備と重なるタイミングだけに、宮中行事や大型公務に参加するには配慮が必要な時期だ。
加えて、その園遊会に悠仁さまが出席するとなると、悩ましい問題が浮上しそうだ。