トラウデン直美

「なんで私に聞くんだろう」

 トラウデンといえば、「2013ミス・ティーン・ジャパン」でグランプリに輝き、13歳でファッション雑誌「CanCam」(小学館)の最年少専属モデルとしてデビュー。芸能活動を本格化させた慶應義塾大学在学中から環境問題やSDGsについて積極的に発信し、20年に環境省プラごみゼロアンバサダー、21年には環境省サステナビリティ広報大使に任命された。

 また現在、水曜コメンテーターを務めている報道番組「news23」(TBS系)では、語学力を生かして海外の政治家にインタビューしたりと、コメンテーターの枠を超えた活躍をしている。

 順風満帆にキャリアを積んでいるように見えるが、昨年2月に放送されたバラエティー番組「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)では、占い師・木下レオン氏に占われる中で「あまり言ってこなかったけど、実は演技にすごく興味がある。でも、そこへ飛び込む勇気は、正直ない」と葛藤を告白していた。

 木下氏から「演技は向いてる。ぜひ、やってもらえれば。ここまでずっと頑張ってきたから」と背中を押されると、トラウデンは目に涙を浮かべながら「ずっと、この仕事に自信がなくて。今、コメンテーターのお仕事がすごく多くて、楽しいなとは思うんですけど、『なんで私に聞くんだろう』と思うことも多くて。私が、偉そうに物を言っていいんだろうかという葛藤も(ある)」と本音を明かしていた。

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