「蓮舫さんにはテレビ局から何度も何度も誘いのオファーが来ました。けれども、小池さんが全部断った。今度の都知事選では全くテレビ討論がない。おかしくないですか」(安住淳衆院議員)
 

討論にこだわる蓮舫氏

蓮舫氏 (撮影/上田耕司)

 当の蓮舫氏も直接対決にこだわる。

「フェアじゃないでしょう。私はやる気も、夢も、希望も、政策も、数字にも明るい。討論会に出たら絶対に負けない。何故、出てくれないのか、そのこともこの選挙ではぜひ、問わせていただきたいと思います」 

 一人で選挙活動をする人の姿もある。

「差別をしない都知事に変える」

 そう書かれたプラカードを持つ40代の女性は「ひとり街宣」をしているという。 

「昨日は西荻窪の駅前で立つ『ひとり街宣』をやりました。恥ずかしくはないですね。これが私の主張方法です」 

「プロジェクションマッピングより福祉に税金を! あなたと次の東京へ」

 こう書かれたプラカードを持つ女性は、リュックサックにも同じ文言が書かれた札をぶら下げていた。いつもこの札をつけて通勤しているのだという。

「きのうは山手線を半周しました」 

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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