NHK大河ドラマ「光る君へ」もいよいよ折り返し。6月30日放送回は「いけにえの姫」。道長は天変地異を治めるために安倍晴明から、娘・彰子を入内させるしかないと進言される。その彰子を演じているのが女優の見上愛。最近存在感を増している若手の注目株だ(この記事は6月8日配信した内容の再掲です。年齢や肩書などは当時のまま)
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5月26日、東京競馬場で行われた「第91回 日本ダービー(G1)」の表彰式に現れた女優の見上愛(23)。真っ赤なドレスに身を包み、プレゼンターとして登場したが、観客からは「かわいい」「顔が小さすぎ!」などと感嘆の声が数多く上がった。2022年にJRA年間プロモーションキャラクターに大抜擢された見上だが、長澤まさみとの出演CMでも「あのかわいい子は誰だ?」とSNSがざわついたこともあった。
「最近のJRAのCMは、高畑充希さんや土屋太鳳さん、松坂桃李さんなど若手実力派と呼ばれる俳優さんが起用されてきました。見上さんは『恋はつづくよどこまでも』など話題のドラマに出演こそしていましたが、大きな役ではなく、知名度も今までのタレントと比べると正直高くなかったので、業界内でも驚きの声が上がりました。ところが今では、ドラマや映画などさまざまな作品にひっぱりだこの状態。見上さんを大抜擢したJRAの慧眼には脱帽です」(女性週刊誌の芸能担当記者)
見上は日本大学藝術学部演劇科出身だが、「中学のときに演劇にハマり、最初は照明のお仕事に興味を持ちました」(「週刊SPA!」2021年4月13日号)と、当初は女優志望ではなかったことを明かしている。中学1年から高校1年の途中までハンドボールをやっていたそうだが、「なんで自分がハンドボールをやっているのか」と思うようになり、転部して演劇部に入ったと、演劇の道へ進んだきっかけを語っている(「学生新聞オンライン」21年5月8日配信)。