「メロディー、歌詞、衣装、振り、歌い方、全てが一番カッコいいから。ジュリーにしか出来ない、奇跡の1曲」(60代・女性)

「歌詞、衣装、指先に至るまでのパフォーマンスは誰にも真似出来ない最高の一曲だと思います。まだ少女だった私ですが、初めて見た時の衝撃と感動は今もジュリーファンたらしめている引力です」(60代・女性)
 

 この曲を語るうえで外せないのは「ウイスキーを口に含んで霧吹き」だろう。ブワァーっと吹き出すのを真似した経験がある人は多いのではないだろうか?

「姉弟で、霧吹きの練習をし、何度も親に叱られた思い出あり。ナンパ感がたまらなく素敵でハマっていた」(50代・女性)

「当時の私は小学生でしたが歌の途中で口からプ―とウイスキーを吹き出すのがカッコよく見えてジュリ〜って叫んでました(笑)」(60代・女性)
 

 当時の小学生、さらには未就学児までも虜にしていたが、いまの20代からもこんなコメントが寄せられた。

「『カサブランカ・ダンディ』は、私がジュリーのファンとなったきっかけの曲だからです。中学生の時にある番組で流れた映像に衝撃を受けたのを今でも覚えています。Z世代はもちろんα世代など、後世に繋ぎたいと強く思う1曲です」(20代・女性)
 

 老若男女に通用する沢田研二のこの引力たるや、後世に残すべきものだろう。
 

【2位 勝手にしやがれ】

「勝手にしやがれ」 撮影/写真映像部・高野楓菜 協力/歌謡曲BAR スポットライト 新橋 

 2位は、第19回日本レコード大賞で大賞に輝いた「勝手にしやがれ」(1977年5月21日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀)だ。

 その他にも、第8回日本歌謡大賞、第10回日本有線大賞、第10回日本作詩大賞で大賞を、「'77あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭」ではゴールデングランプリに選ばれている。

 売り上げは89.3万枚を記録し、2位に選ばれるのも当然といえば当然な1曲。前回のAERA dot.が実施した好きな曲アンケートでも2位だった。

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