【4位 サムライ】
4位は、22枚目のシングル「サムライ」(1978年1月21日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀)だった。
歌番組「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)の歌唱シーンを理由に挙げる人も多かった。ネット検索で「夜のヒットスタジオ 沢田研二」とワードを入れると、「サムライ」とサジェストワードが出てくるほどで、このパフォーマンスを含めて後世に残したいのも納得だ。
「ヒットスタジオのあの畳で歌う美しいジュリーが忘れられません」(60代・女性)
「夜ヒットで、畳敷のところで歌うジュリーが、凄くて圧倒された」(60代・女性)
「一番輝いていた曲だと思います。パフォーマンス、衣装、声共に美しく、そして昭和の世の中も落ち着いていて、皆がハッピ。JULIEと共にこの時代に生きることが出来て最高の幸せだと感じた一曲。特に夜のヒットスタジオにて、50畳のたたみをスタッフが唄いだしから間奏の間に敷く作業は視聴者にはわからず、サプライズの演出だったこと。一生忘れない名曲です。とにかく美しかった」(60代・女性)
「夜のヒットスタジオ」での畳は伝説となっているが、その他の音楽番組での歌唱も「約4分の一曲で、まるで映画を1本観たような圧倒感」(60代・男性)と、“映画のような”“ドラマのワンシーン”などと表現されることも多かった。
「どれって選べないのですが1番先に頭に浮かびました! カッコよくて衝撃を受けました! 皆に観てもらいたいです!」(70代・女性)
曲を聴くというよりも、その世界観全てを体感してほしいような曲だ。
【3位 カサブランカ・ダンディ】
いよいよベスト3に突入。3位は「カサブランカ・ダンディ」(1979年2月1日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫)だ。
AERA dot.編集部の前回のアンケート「沢田研二・ジュリーの好きな曲」では、「カサブランカ・ダンディ」は6位だったが、今回はさらに熱いコメントとともに3位に上昇した。