6月14日の阪急阪神ホールディングスの定時株主総会では、「なぜ、新外国人を補強しないのか?」という質問が出た。これは不調が続く来日2年目のノイジー、ミエセスに対するものだが、シーズン途中の外国人獲得はリスクが高い。巨人が緊急補強したヘルナンデスはここまでチームの起爆剤になっているが、動くのならば国内での補強になるだろうと予想されている。

「ほかにも苦戦が続くオリックスは投手陣強化が必須。最下位に低迷している西武もこのままで良いわけではない。移籍期限の7月末までどんな動きがあっても不思議ではない」(在京パ・リーグ球団OB)

「飛ばないボール」の影響が指摘される今季だが、勝ち抜くのにはやはり総合力が必要なのは変わらない。安定した戦いぶりを披露しているのがソフトバンクしかいない中、阪神を含めた11球団の動きから目が離せない。混戦から抜け出すためにも、各球団は積極的な補強を敢行するのだろうか……。

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