今年1月には米海軍の男性が静岡県内で起こした死亡事故に関してのSNSでの投稿が物議を醸した。衝動的な言動が多いトラブルメーカーであることは間違いなく、NPB球団が獲得するには大きなリスクも同居する。

「SNSなどでの暴走はあるがファンやマスコミへの対応は良好。素晴らしい投手なので戦力になれるのも確実。もう1度NPBでプレーして欲しい気持ちを持っている人は多いはず。それがDeNAであれば文句なしなのですが……」(DeNA担当記者)

 今後は不透明な部分が多いが、韓国メディアが同国のプロ野球でプレーする可能性に言及するなど、様々な憶測も飛び交っている。だが、あくまで本人は米国でのプレーを希望しており、それが実現しなければ「気持ちが切れてしまって野球界から引退してしまうことも考えられる」(MLBアジア地区担当スカウト)という声も聞こえてくる。

 問題児であるのは日米で共通の認識であるが、一方で野球の能力や試合中のパフォーマンスなどファンに人気のある選手でもある。メジャーでのプレーが実現しなければ、また日本でプレーする姿を見たいというファンは多いはずだが……果たしてどうなるのだろうか。

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